SCBの17箇条
第5:プレイヤーであると同時にコネクターの役割も担う
地域コミュニティブランドはP2Pというコンピューター・ネットワーク理論をそのベースにしています。コンピューター・ネットワークに最も大切なことはサービスを維持し続けることです。インターネットで調べよう、メールを送ろうというときに、頻繁にサービスが停止していては話になりません。P2Pネットワークにおけるコンピューターの1単位(ピアと言います)は、つながりをアメーバ状に広げていくことで活動の継続性を高めます。
人間社会における企業活動はどうでしょう?資源(資金)を確保、モノやサービスを売って利潤を生むことで活動を持続しますが、一説には「10年で約3割の企業が、20年で約5割の企業が倒産・撤退」すると言われています。
地域コミュニティブランドでは、もちろんモノやサービスが売れることは大事ですが、それだけではなく、つながりを生み、コミュニティを形成することで持続可能性を高めようとします。アクティブに動き回りながらつながりを作り続ける。そんなプレイヤーでありコネクターであることが望まれます。