今日の鎮西中学校VS天明中学校の象徴的パターンを解説


今日の西山中学校サッカー部は練習試合で鎮西中学校へ。

鎮西中学校はクラブチーム出身の選手が多く、技術を後ろ盾にしたポゼッションと前からのディフェンスを武器とするチームで今年の中体連では優勝候補の一角。西山中学校がどこまでやれるか、楽しみです。
西山中とやる前に、鎮西中は天明中と30分の前後半。そこで象徴的なシーンを目の当たりに。
鎮西は、3人くらいがパスアンドムーブを繰り返し、基本的にサイドを攻略していくスタイル。
サイドの攻略に成功してセンタリング上げるか・・・とおもいきや上げない。
そこから内側斜め後ろ(丁度ペナルティエリアの角のところ)にパス。シュートかな?と思わせるがシュートを打たずにFWにクサビを当て、落としをシュートしたり、FWとのワンツーで突破を図る。
実に20回ほどペナルティエリア付近でのFWへのクサビ、ワンツーを見ました。その間サイドからのセンタリングは2本。どうして単純に放り込まないのか、また、ペナルティエリア付近からシュートを打たないのか?

その理由を推察すると、ネガティブな理由としては、
(1)背が低いのでクロスを上げてもDFに負ける。
(2)シュート力がない。

ポジティブな理由としては、
(3)ドリブルシュートより、FWから落としてもらったボールのほうが強いシュートが打てる。
(4)クロスはDFが遠くに弾くことができるのでゴール前で不測の事態を連続して作ることができないが、FWに当てれば「ごちゃごちゃした状態」を作ることができ、小粒の選手でも飛び込んでチャンスにすることが可能。しかも、グラウンダーのパス(=ボールが浮かない)なので体格差を無視できる。
(5)(多分この理由が最も大きいと思うのだが)鎮西はサイド攻略に人を割くので、センタリングを上げた時にもサイドに人が残っている。DFがクリアし、相手ボールになった時、前からボールを奪いに行くスタイルの鎮西は自軍の選手がピッチ中央付近に多くいないと積極的なプレスに行けない。だから、FWにクサビを当てる。パスが失敗して、こぼれ球を相手に拾われてもピッチ中央付近の選手が次々とボールホルダーにチャレンジしてボールを奪い返しに行くことができる。

西山中学校戦でも同様のことが繰り返されるのか注目していましたが、残念ながら降雨と雷のため試合できず。
またの機会を楽しみにしてます。