エイズ遺児育英募金
北部タイのチェンライで両親をエイズで亡くした遺児のための募金活動を平成15年から始めています。
平成11年に熊本・アジアパートナーシップ事業(熊本県・熊本市・熊本市国際交流振興事業団主催)においてタイスタディツアーに参加したメンバーによるもので実際にエイズ患者が集まるチェンライのエイズアクションセンターの状況を見て、矢も盾もたまらず始めたものです。
平成15年には20万円を集め、チェンライで子供たちに育英金(月200バーツ=約600円)の支給を行なっている赤塚順さん、カニタさん夫妻に送りました。
今年も目標は20万円です。子供たちのためにがんばらなくては・・・。
これまでの活動
寄付の総額 828,000円
2011年3月20日 78,000円を寄付
2010年3月29日 35,000円を寄付
2009年2月5日 180,000円を寄付
2007年3月15日 157,000円を寄付
2004年9月21日 178,000円を寄付
2003年10月5日 200,000円を寄付
募金には熊本・アジアパートナーシップの会メンバー、大津町、熊本県、熊本市職員有志ほかたくさんの方々にご協力いただきました。ありがとうございました!
赤塚夫妻を通じて支援
北部タイ・パヤオ郡でエイズで両親を亡くした子供たちのために活動する赤塚順・カニタ夫妻。
平成12年に熊本県および熊本市の事業(熊本・アジアパートナーシップ事業)に参加し北部タイを訪れた私たちに、タイの現状を伝えてくださったのもお二人でした。
子どもたちのためにできることを
エイズ発病の恐怖と戦いながらも必死に学び、生活する子どもたちのために、私たちはできることをやりたいと考えています。
写真右のラッタナー・ポンラーさんから感謝の手紙をもらいましたので掲載します。
私はラッタナーポンラーです。今バントゥンロン小学校の5年生です。家はパヤオ県のチェンカム郡にあります。
私はお祖父さんお祖母さんと弟と暮らしています。お祖母さんが外で雇われてもらったお金で生活しています。今の時期はすっぱいタマリンドの実を探してきて剥いて売っています。
お祖父さんは7年前からだが不自由になりました。弟はエイズに罹っていてからだもとても小さく健康でありません。私は皆さんに助けてもらってとても嬉しいです。このお金で勉強したり病気の時にも使えるからです。
私は一生懸命勉強して将来看護婦さんになりたいと思っています。病気の人の面倒をみたりお祖父さんの看病も出来ますから、お祖父さんがもう一度自分の脚で歩けるようにしてあげたいです。弟も直してやりたいです。
6 年前、両親が亡くなってから私たちは4人で暮らしてきました。お祖父さんは動けずお祖母さんもだんだん年をとって働けなくなります。私は皆のために看護婦 さんになりたいのです。とても大変なことはわかっています。でもお祖母さんを見ていると苦しくても私ももっともっとがんばろうと思います。
ア ジア・パートナーシップの皆さんにたすけていただいてとても感謝しています。エイズ遺児のための育英金をもらえてとても嬉しいです。私はたすけていただき がんばろうと元気がでました。私はどんな困難でもがんばって勉強するつもりです。学校にも良い友達が3人いて私を助けてくれます。私はとてもしあわせで す。
バン・トゥンロン小学校5年
ラッタナー・ポンラー